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2017年7月25日 (火)

ドイツ語攻略・簡易さと困難

ドイツ語はドイツ本国だけでなく、隣のオーストリアやスイスのドイツ語圏などで公用語となっています。

ドイツ語の学習を始めるには、義務教育ではじめる英語学習とは根本的に異なる、何か自主的なキッカケがあるはずですよね。ドイツ語で考える時と日本語で考えるときは、英語の場合とは違う独特のテンポというか間のような共通したものがあるように思います。ドイツ語はまた発音も日本語に近い母音なので、響きも日本語的に感じる場合も多いです。ドイツ語の発音で特徴的なのが、巻き舌のr(エる)の音ですが、最近ではあまり大げさにやらなくなってきています。

ドイツ語はもともと学術的な言葉として日本には定着しています、昔は病院のカルテはすべてドイツ語で書かれていました、だから医学生には必修の言葉だったのです。

しかしドイツ語には英語ではすでにほとんど退化してしまっている形容詞や名詞の格変化というややこしい規則がありますから、最初のうちはちょっと面倒ですよね。

ドイツ語では動詞の否定表現の場合、否定のnichtは文末に来ることが多く、これは英語の否定表現とは明らかに語順が違い、日本語のような枠構造になります。「私は彼女を愛していない。」と言う場合、英語とドイツ語ではそれぞれ、"I don't love her." "Ich liebe sie nicht." となり、「私は~しない。」という否定文では、ドイツ語と日本語では最後に否定の意味が述べられるという共通点があります。

ドイツ語は英語とは同族の言語であると認識させられる点は数多いですが、実は日本語とも構造的に似ていると感じる部分も多いのです。ドイツ語には日本語として定着しているけど本来の意味はちょっとずれてしまっているものもあります。代表的なのがアルバイト、もっとも最近ではバイトと言ったほうが通じやすいですが、ドイツ語の名詞 Arbeit(仕事)、動詞ではarbeiten(働く)が日本語化したものです。ではドイツ語ではアルバイトの意味の単語はあるのでしょうか、バイトに当たるドイツ語はありません。英語式にパートタイム・ジョブと呼んでいます。なんだかややこしいですね!ドイツ語が日本語に似ていると感じる点は、それはドイツ語の独特の倒置法が少なからず係りを持っていると考えられます。

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